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宗教情操教育

宗教情操教育風景

東海学園は法然上人の開かれた浄土宗によって設立され、130年にわたって生命尊重の仏教精神に基づく教育を一貫しています。これは、あらゆるものの命の尊さに目覚め、自他の命を大切にし、真の平和を求める精神を意味します。本校はこれらの教育精神のもと、二度と帰って来ない一度限りの「今」を大切にし、他の命によって支えられ、生かされている自分を自覚し、共に生かし生かされ合う「共生(きょうせい・ともいき)」の心を持った人間に成長するための宗教教育を行っています。

食作法

本校が行う宗教教育とは宗教情操教育であり、宗派教育ではありません。宗教儀式などについては、浄土宗立の学校であるため浄土宗の定めに従って行いますが、決して浄土宗の信者を養成するためのものではありません。例えば、宗教教育のひとつに「食作法(じきさほう)」があります。食作法とは、毎日昼食前に全員で合掌して「ほんとうに生きんがために今この食をいただきます。与えられた天地の恵みを感謝いたします。いただきます。」と唱えるものであり、生かされている自分の命の尊さに目覚め、自分を生かしている無数の生命に感謝する心が込められています。
本校では、宗教情操教育を一宗教や一宗派の枠にとらわれるのではなく、すべての人々にとって大切な教えであると考え、仏教精神を通して次代を担う心豊かな人間育成を目指しています。


食作法/ほんとうに生きんがために今この食をいただきます。与えられた天地の恵みを感謝いたします。いただきます。

毎日、昼食の前に『ほんとうに…』と、全員が合掌し、声を揃えて唱えることにより、飽食の時代とも言われる中で、両親をはじめ自分に食を与えてくださる人々、天地自然の恩恵に対して、心からの感謝の意をささげます。これにより豊かな情操の一つの柱を確立します。



宗教の授業について

明照殿での宗教の授業風景

宗教の授業は主に明照殿で行われます。明照殿は、仏様が安置されている東海学園の教育のシンボルであり、宗教の授業のほかにもさまざまな宗教行事を行う神聖な場所でもあります。教科書は主に「仏教読本」を用い、人生の智慧の宝庫である仏教の教えをひもときながら、人間としての生き方について考えていきます。

授業では、「東海の建学の精神(三綱領)」「合掌することの意味」「東海学園の歴史」「命を考える」「家族のきずな」「釈尊の生涯」「仏教を生きた人々」「法然上人について」「掃除・挨拶」「非暴力の人ガンジーについて」「いじめ」「障害を持つ人々を通して学ぶこと」「マザーテレサの生き方」「ある被爆者に学ぶ」「吉田松陰」「核兵器と21世紀」「脳死と移植医療」「ボランティア活動」「環境問題」「平和について」「共生とは」など、さまざまな分野から幅広くテーマを取り上げています。生徒たちはこれらのテーマに基づいたビデオを鑑賞し、自分の感想や意見をレポートにまとめて、それぞれの意見についてディスカッションなどを行います。

「物で栄えて心で滅ぶ」と言われる日本。そして、いずれ世界一の老人大国になると言われる日本。物は豊かになっても、本当の幸福はそれだけでは得られないことに、今では多くの人が気づいています。だからこそ、「自分たちはどうすべきか」を考え学んでいくことが、これからの時代を支えていく生徒たちにとって最も重要であると考えます。本校は、この先にどんな困難が待ち受けていようとも、生徒たちがそれらを乗り越え、喜びと感動のうちに充実した人生を全うできる人間として成長して欲しいと願い、宗教の授業はその重要な一翼を担っていく使命があると考えています。



主な宗教行事

花まつり

○釈尊降誕会[花まつり:4月8日]
○成道会(じょうどうえ:12月8日)
○涅槃会(ねはんえ:2月15日)

仏教三大聖日であるこれらの日は校長先生の法話を拝聴します。釈尊降誕会[花まつり]では釈尊の誕生仏に甘茶をかけてお参りします。


鎌倉散策

○鎌倉散策と仏教ふれあいの旅
中学3年生の有志を対象に、夏休みを利用して行く2泊3日の研修旅行です。鎌倉の浄土宗大本山のひとつである光明寺に宿泊し、僧侶の法話を拝聴したりおつとめや各種のつどいに参加するほか、鎌倉市内を自由散策して貴重な文化遺産を見学したりと、お寺での生活を通して他では味わえない貴重な体験ができる好評の行事です。


追悼会

○追悼会(ついとうえ)
創立記念日の11月7日に、過去1年間にお亡くなりになった学園関係者の冥福を祈る法要を講堂で厳粛に行います。


祖山参拝

○祖山参拝
秋に京都の浄土宗総本山知恩院へ全校生徒・全教職員千数百名で参拝し、荘厳な音楽法要を勤めます。


○明照祭
浄土宗の開祖法然上人の命日である1月25日に、その遺徳を讃えるおつとめを講堂で行い、校長先生の法話を拝聴します。


卒業授戒会

○卒業授戒会
高校3年生の冬に、講堂にて厳粛に行われる伝統行事です。高校卒業を前に、「生涯仏様の御心にかなう正しい道を歩んでいけますように」と願いを込めて生徒一人ひとりが戒律を授かり、これからの人生を悔いなく歩むことを誓います。